CDT シリーズ

CDTは、車載グレードの漏れ電流センサファミリで、残留電流監視(RCM)または残留電流検出(RCD)クラスBおよびB+とも呼ばれ、DC、AC、AC+DC漏れ電流測定に特化した製品です。

CDT - 正確な漏れ電流を測定

CDTシリーズは、ACおよびDC故障電流(漏れ電流)の測定と保護を目的として設計されたLEM RCMタイプB電流センサファミリです。当社独自のフラックスゲート方式により、センサはクラス最高の精度を持ち、潜在的な火災の危険や感電から保護されます。製品は最大4導体48Armsまで構成可能で、単相および3相システムに対応し設計最適化された漏れ電流測定を提供します。

CDTシリーズセンサは、故障電流トリップ出力とSPIバスを提供し、高速応答時間と詳細な故障情報を提供します。双方向オンボード・チャージャーなどの車載用アプリケーションには、ISO26262 ASIL B準拠バージョンがあり、追加の安全診断が可能です。

CDT - 特長とメリット

CDT 車載用残留電流モニタ タイプBセンサ

CDT残留電流センサは、クラス最高の性能を達成するように設計されており、DCまたはAC漏れ電流のわずか5mAを測定・検出します。CDTセンサファミリは様々なAC充電アプリケーションに適しています:

  • ACウォールボックス
  • ICCPD(充電ケーブル)
  • オンボード充電器(双方向) 

CDTトランスデューサは最大4導体48Armsまで連続通電可能です。単相と3相システムに対応し、設計最適化された漏れ電流測定を提供します。

主な特徴と技術的優位性

  • 自動車用 -40~+125 °C (AEC-Q100 および 200 コンポーネント) 
  • 一次導体あたり最大通電電流48 A RMS
  • 一次電流測定範囲:±300 mA DC 
  • 専用ピンによる外部テスト 
  • SPIおよびデジタルトリップ出力 
  • PCB実装用のコンパクト設計 
  • 優れた精度 ±0.5 mA 
  • 高速トリップ 
  • 強化ガルバニック絶縁 

アプリケーション

  • オンボードチャージャ
    • 最大22kWの車載用OBC
  • オフボード充電
    • モード2:ケーブル内蔵-制御・保護装置(IC-CPD)
    • モード3:ウォールボックス充電器

機能安全(SFタイプのみ)

  • ISO26262 ASIL B

CDTトランスデューサ - 規格準拠

CDTシリーズ
IEC 62752
UL 2231
ISO 26262

LEM CDT - ダウンロードと技術的特徴

製品紹介ドキュメント最大一次電流 
(ARMS)
漏れ測定範囲 
(ADC)
一次導体周波数特性 (Hz)トリップ信号
(漏れ電流閾値)
CDT(SF)データシート
アプリケーションノート
SPI仕様
3D Blackbox
40/80±300 mA DC最大4DC - 2 kHz調整可能 / 工場設定
DCDT(SF)データシート
アプリケーションノート
SPI仕様
3D Blackbox
40/80±300 mA DC最大4DC - 2kHz
47Hz-100kHz
調整可能 / 工場設定

CDTセンサ - お見積りとサンプル問合せ

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